子どもを「自立」させたい？

親と子の関係って、お互いにいくつになっても悩ましいのです。

親として、自分の子どもには自立してほしいって考える人は多いですよね。私もそうです。
でも、「子どもがいつまでも自立しなくて」と困っている人も多いのです。

そもそも「自立」って何なのか、と言うのも気になりますが、それについてはまた後日・・・。

「子どもがいつまでも自立しなくて」という方のお話を聴いていると、皆さん本当に子ども(成人していても)のことを心配してらして、心配のあまり、子どもが出会うであろう困難を避けられるよう先回りしていろいろ、本当にいろいろ手を尽くしてらっしゃいます。

日々の生活の小さなことから仕事や経済的な援助とか、果ては子どもの子ども(お孫さん)の学校の心配まで。

そしておっしゃるのです
「良かれと思っていろいろやってあげてるのに」
「いつになったら自立するのかしら」と。

いつも、なんでも先回りして親が手を打ってくれるのなら、子どもには自立する理由なんてなくなっちゃいませんか？子どもが自分の人生を考えるチャンスさえなくなってしまいませんか？

逆に自分の思う「幸せ」に子どもの人生をあてはめたい親のために、子どもは自立せずにいてくれるのかもしれません。

子どものことを考えるとき、まずは自分の想いを整理する必要があるのかもしれません。

子どもに向けるその「心配」を一緒に考えてみませんか？

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